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HMA-9500の状態 [オーディオ]

改造はいろいろされているようなので 素子が壊れていないかを確認していました。
結論としては 素子の破壊は無し。

但し 巷に出回っている回路図と異なっている素子があります。
この回路図も不鮮明です。
kairo.jpg

①初段のFET UPA63Hは問題ないのですが 実際の初段増幅率を決定する 2SC1775とされている
トランジスタが 同じ日立の2SD756になっています。
どうもここは半田をし直したあとがあるので 交換されたのかもしれません。
②2段目の共通エミッタ抵抗が カラーコードでは150Ωになっています。
 変更して壊れたのか この抵抗は切れていました。NGです。
③2段目の左側トランジスタのコレクタに入っている抵抗が1KΩになっています。
 これでは 左側のトランジスタに150Vくらい掛かるのでトランジスタが壊れているのが心配でしたが ②の共通抵抗が壊れたおかげで トランジスタは守られたようです。
HMA9500 回路図.jpg
この抵抗に並列に入っている0.22uFのフィルムコンデンサは熱で焼けたような感じでした。
その他のコンデンサも外して容量抜けしていないかを調べましたが、異常無しです。
修理は簡単そうなので 抵抗を発注しました。

その他にも電源回路部分にも変な抵抗値のところがありましたが コンデンサはいかれていないので
それほど使われていない個体のようです。
これは 外観はひどいですが 中身は問題が少なそうです。

どうもヒューズ抵抗を直そうとしたようですが 抵抗値を間違えているようです。
いじりまわして うごかなくなってオークションに放出されたようです。

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