SSブログ

自転車ホイールの話③ [自転車部品]

最近のホイールについて もう少し自分の意見を書きたいと思います。

フロントホイールに限定します。(これのほうがわかりやすいからですが)

いろいろホイールはありますが フロントホイールは

スポーク数が 大体16本のラジアル組です。

構成している部品は 

①ハブ
②スポーク
③ニップル
④リム

と単純です。

スポークは 最近エアロ形状がほとんどなのですが たとえば DTのAEROLITEで考えると

重量は 16本で80gくらいでしょう。

ニップルは アルミならば 16個で10g

ハブは 最近形状が 複雑になっているのですが 例えば

シマノ DURA-ACE 120g
カンパ レコード    116g           
FRM  FL-R      66g
TNI   エボライト   60g

があります。

で リムは各社各様ですが アルミなら

MAVIC OPENPRO 425gくらい

組み合わせると

575g~635g 位になります。

これを カーボンリム

ENVE SES2.2 281g

で組み合わせると

431g~491gになります。

余談ですが 富士レースの時 出店していた 4㎏台のロードやMTBがあって その説明をしてくれた

お兄さんは 最近のENVA(EDGE)は 重くなった。昔は 250g?台だったが 色々壊れるクレームの

せいで 年々おもくなって 今では 280gになっているとの お話でした。


例えば DURA-ACE WH-9000-C24を例にとると

カーボンリムのTUは 484gがカタログ重量
アルミリム  のCLは 578gがカタログ重量

そこそこ 最軽量パーツを組み合わせた カーボンのほうは 合っていると思います。
アルミの方は DURA-ACEのリムが カーボン補強型なので 大体390gになっているとすると
550g~615g が 組み合わせのレンジなので ほぼ中間になります。

シマノのホイールは ハブが重たいとの情報があるので ほぼ上限にくるはずなので

もっと リムが軽いかもしれません。

いずれにしても 約100gの差は 一番重要なリム重量です。

私は レース出走は ヒルクライムしかでないので カーボンしか選択するつもりはありませんが

練習なら アルミリムで十分。

完組のアルミは最近 ブレーキ面の処理を変えて ブレーキ性能をあげていますので

物欲を刺激されるのですが 今は不要です。

決して 性能がいいとか コストが優れているとはいいませんが 手組でも 完組に重量だけは勝てる

ホイールを組むことは フロントだけなら可能ということになります。

リアは 非対称リムなど メーカーしかできない内容が多いので 私には無理です。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

カラス自転車の色 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。