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DACの出力変換回路 [オーディオ]

上海のロックダウンが続く中、オーディオ機器の作成はずいぶん進みました。
実際日本から帰ってきてからの2週間はホテル隔離なので何も進みませんでしたが
自宅隔離の時はROHMのDACとTAS5756デジタルパワーアンプは作成できました。
ROHMのDACは最初はあまり良くなかったのですが少しずつ改善されて、いまではAK4499やES9038
に匹敵するものだと思っています。
ROHMのDACチップBD34301の電流出力範囲は
Output Center Current ICN_D 4.6 5.3 6.0 mA
Peak Output Current IPP_D 4.6 5.3 6.0 mApp
なので金田式でも十分に対応できてとても使いやすいです。
それに対して AK4499は 45mA±18.2mA
ES9038は64mA±30mAと大きな電流を扱うので 金田式ではトランジスタの消費電力の関係で
直接接続することはできません。
私はDACの出力に制限抵抗を入れることで対処したり、トランジスタに大きなPchを使うことで
何とか使いこなしていました。
ただPchの大きなトランジスタを使うよりは制限抵抗のほうが音が好みだったのでES9038もAK4499
もその形で最終的に組み立てました。
せっかく自宅勤務で考える時間があるので 次の回路を検討中です。
現時点ES9038、AK4499,BD34301どれが一番いいとは言えない感じで どれにも得手不得手があるな
と思っています。
BD34301は入力のメインクロックが24.576MHzか22.5792MHzしか受け付けないので
送り出しのQA550ではI2Sで動かないのでSPDI/Fで接続しているのもちょっと気になります。
先ずはAK4499のアナログ部分回路の実験をしようと思います。

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